【滋賀県】琵琶湖の恵みに感謝して魚介類を供養する「漁業まつり」が1日、近江八幡市長命寺町の長命寺港周辺であり、市緑の少年団の子どもたちがフナの稚魚を放流した。 (本谷 一成)
市内の漁師や真珠養殖、水産加工業者でつくる市水産協議会が毎年、開いている。港近くの西方寺で営まれた慰霊法要では、同協議会の茶谷力会長が「魚介類が人間社会に与えた恩恵に感謝して霊をなぐさめ、魚介の繁栄を念じます」と追悼した。
法要後、港から8隻の漁船に分乗して琵琶湖の沖合へ。県漁業協同組合連合会が用意した7センチ前後に育ったニゴロブナ、ゲンゴロウブナの稚魚約450匹を放ち、元気に成長することを祈った。
(中日新聞)