2005年08月03日

遊ぶ:土浦ビオパーク生き物観察会 安全に遊べる水辺 /茨城

 親子で水辺に生息する動植物を観察したり水遊びを楽しむ「土浦ビオパーク生き物観察会」が20日午前9〜11時、土浦市港町の土浦ビオパークで開かれる。土浦ビオパークは95年に世界湖沼会議が同市内などで開かれたのを機に建設省(現国土交通省)が霞ケ浦の畔に作った公園で、湖水の浄化施設の役割も兼ねる。ミントやセリの食用栽培も行っている。

 観察会の場所では、ポンプで引いた湖水を約3400平方メートルの緩やかな斜面に流し、クレソンなど10種類ほどの水生植物を栽培している。ハゼ科のヌマチチブやヨシノボリ、フナ、モツゴなどの水生動物も生息している。子供らがたも網で魚をすくったり、クレソンを採取して持ち帰ることができる。
 観察会を主催する霞ケ浦市民協会(堀越昭理事長)は霞ケ浦の環境改善を目的として96年に発足。これまでも水鳥や植物などの観察会を数多く開催してきた。主任研究員の沼沢篤さん(53)は「今の水辺は危険なところが多いが、土浦ビオパークは幼稚園児でも安全に遊べる貴重な場所です。夏の良い思い出にぜひ遊びに来てください」と話している。
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 ■メモ\n  参加費は無料。JR土浦駅から徒歩5分。無料駐車場もある。ゴム長靴、手網、ビニール袋持参。問い合わせは霞ケ浦市民協会事務局(電話029・821・0552)へ。

8月2日朝刊
(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2005年08月03日 10:53 in 自然環境関連

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