◇熊本県山鹿市の菊池川にウナギ釣りに来た中学生がチョウザメ(全長95センチ)を釣り上げた。九州の川にはいないはずのチョウザメ。「いったいどこから」と謎を呼んでいる。
◇釣ったのは米野岳中1年の原田康平君(12)。「はじめは何だか分からなくてびっくりした」。一緒にいた鹿本農高1年、工藤和明君(15)がチョウザメと気付いた。
◇「人為的に放たれたのでは」と専門家。卵は高級食材のキャビアとして有名だが、このチョウザメの性別は不明。原田君らは「メスだったらいいな」。【伊藤奈々恵】
(毎日新聞)