2005年08月04日

利根川の渇水可能性高まる 百年後予測、水資源白書

 国土交通省は27日、2005年版の水資源白書を発表した。地球温暖化によって100年後の利根川流域では、雨がまったく降らない日数が増えるため、夏場に渇水になる可能性が高まると分析した。

 白書は、100年後の年平均気温が現在より2-3度上がるとする気象庁などの推計を基に、2100年ごろの利根川流域の矢木沢ダム(群馬県)など8ダムの貯水量や河川流量の変化を予測した。
 その結果、大雨になる日数と逆に雨の降らない日数がそれぞれ増加。年間の降水量や総流量は増えるものの、流量は不安定になる。特に台風などに備えダムの貯水量を減らしている時期に雨のない日が続く可能性がある。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2005年08月04日 10:35 in 自然環境関連

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