琵琶湖流域の10万個所で、水生生物や河川の調査をすることを目指している「琵琶湖お魚ネットワーク」(武田繁代表、事務局・県立琵琶湖博物館内)の大津支部・同ネットワークおおつが14日発足し、同市黒津4丁目の大戸川で水生生物を観察した。
「琵琶湖お魚ネットワーク」は、環境保全のために水生生物の生息状況や河川の状態のデータを集めており、行政や学校、市民団体などとの連携を図ることを狙って昨年9月に発足。さらに、連携を拡大しようと支部を設立した。
この日は、ウォーターステーション琵琶で設立総会を開催。伊東豊・比叡平小教諭を会長に選び、行政や漁業関係者、学生、研究者、住民団体の代表ら30人が会員になった。
この後、会員らは近くの大戸川に場所を移して、網を片手に魚や水生昆虫などを採取。アユやギギ、ドンコといった魚のほか、ヌマエビやヤゴなどの生き物を記録していった。武田代表は「みんなで楽しく調査し、共通の話題になることで環境への意識も高まる。琵琶湖にまつわる地域の歴史を知ることなどにも活動を広げていければ」と話していた。
(京都新聞)