生息域外から持ち込まれるなどした「侵略的外来種」による経済的損失が、世界で少なくとも年4230億ドル(61兆8千億円)に上るとの報告書を生物多様性に関する国際的な科学者組織が4日、発表した。食料の供給をはじめ人が享受する自然の恵みを大きく損なっているほか、生態系に被害を与えており、侵入予防や早期防除の強化が必要と訴えている。
“侵略的外来種で年61兆円損失 食料に影響、生態系も被害” の続きを読むヌートリア駆除に自治体が本腰「特定外来生物の駆除」法改正で国から交付金が増額
海外から持ち込まれ、生態系に悪影響を及ぼす「特定外来生物」。その対応に悩まされてきた自治体が、自ら駆除に乗り出しました。その背景とは?
“ヌートリア駆除に自治体が本腰「特定外来生物の駆除」法改正で国から交付金が増額” の続きを読む外来種は殺していい?アメザリ踏みつぶす子ども 観察ガイドの思い
生物多様性を守るために外来種を駆除し、その命を奪うことがある。環境教育の重要性が広まるなか、大切な命を奪う行為を子どもにどう伝えたらいいのか。
“外来種は殺していい?アメザリ踏みつぶす子ども 観察ガイドの思い” の続きを読む強い毒を持つ外来種アカカミアリ、郡山で発見 東北初確認、コンテナに数十匹
福島県は31日、強い毒を持つ要緊急対処特定外来生物「アカカミアリ」が郡山市の事業所で発見されたと発表した。ヒアリの近縁種で、東北地方での確認は初めて。米国南部から中米の原産で繁殖力が強く、いったん定着すると分布を広げる恐れがあり、県は環境省と協力して周辺の調査を進める。
“強い毒を持つ外来種アカカミアリ、郡山で発見 東北初確認、コンテナに数十匹” の続きを読む野生化している異国のトラウトたち!「釣りを通じて知る生態系」 長野県梓川
厳しい猛暑が続いていますね。筆者の住む長野県北部では夕方前まで晴れ、夜にかけて局所的に激しい夕立が降るパターンが多いです。それでも渇水傾向、高水温となっている河川が多い状況です。
“野生化している異国のトラウトたち!「釣りを通じて知る生態系」 長野県梓川” の続きを読む少年院で在来種のタンポポを保全 非行少年の情操教育にも一役
希少種の植物を育て、再非行防止につなげよう――。東京の三つの少年院で、在来種の「カントウタンポポ」を世話する取り組みが広がっている。2019年に閉庁した神奈川医療少年院(相模原市中央区)の跡地に残っていた株をそれぞれの少年院に移植。法務省は少年に生物多様性を学んでもらい、立ち直りにも役立てたい考えだ。
“少年院で在来種のタンポポを保全 非行少年の情操教育にも一役” の続きを読む農業被害急増でアライグマ防除へ県が協議会
農作物被害や生態系への影響をもたらしている特定外来生物のアライグマの防除に向け、福岡県が31日、協議会を設置しました。
“農業被害急増でアライグマ防除へ県が協議会” の続きを読む国天然記念物ケナガネズミ 外来種捕獲シートに絡まり衰弱 点滴などで無事回復、野生復帰へ 奄美
誤って混獲され、衰弱した国指定天然記念物ケナガネズミと、けがをした渡り鳥リュウキュウアカショウビンが鹿児島県奄美市名瀬の「ゆいの島動物病院」で、保護されている。ケナガネズミは22日ごろ、山に帰す予定。アカショウビンは飛べない可能性が高く、今後市内で施設を設けて飼育展示できないか検討する。
“国天然記念物ケナガネズミ 外来種捕獲シートに絡まり衰弱 点滴などで無事回復、野生復帰へ 奄美” の続きを読むコクチバス駆除策で電気ショッカー船検討、岐阜県 発見先例地は鮎集荷量ゼロも、早期対応必須
岐阜県美濃市や郡上市の長良川流域で特定外来生物「コクチバス」が相次いで見つかった問題で、県議会農林委員会は28日、委員協議会を開き、今後導入すべき駆除対策を話し合った。駆除を担当する県里川振興課は、在来種の保護の観点も含めると、電気ショッカーボートが効率的な手法である考えを示し、担当者は「まだ大きく広がっていない段階で手を打つ必要がある」と述べた。
“コクチバス駆除策で電気ショッカー船検討、岐阜県 発見先例地は鮎集荷量ゼロも、早期対応必須” の続きを読む身近にいるのどんなカメ? スマホで生息調査、協力を
身近な水辺にいるカメは在来種? 外来種? 全国に生息するカメの種類を把握しようと、日本自然保護協会が広く調査への協力を呼びかけている。9月30日までの期間内に見つけたカメをスマートフォンで撮影して投稿すれば誰でも参加できる。
“身近にいるのどんなカメ? スマホで生息調査、協力を” の続きを読む