鹿児島県・外来種カイガラムシソテツ被害 民間対策促進へチラシ配布 薬剤防除 浸透性より「こまめな対応」

 奄美市の名瀬地区や龍郷町などで国内では初確認だが、海外でソテツの害虫として知られているカイガラムシ(アウラカスピス ヤスマツイ=英語表記の通称はCAS)被害が出ている。被害葉の除去や幹への薬剤散布、カイガラムシの飛散防止を講じた処分などの対策は県大島支庁の周知取り組みに基づき、道路や公園などでは管理する行政によって進められているものの、個人宅や私有地など民間の対応も求められている。今月に入り奄美市では被害状況や防除方法を掲載したチラシの全戸配布が行われており、所有者や企業まで浸透するかが対策の鍵となりそう。

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川魚の漁獲量、20年間で1割に…幻の料理になりつつある「豆じゃこ」を味わう 兵庫・千種川

 河原の草は色あせ、水もキリキリ冷たい。兵庫県の南西部、千種川に注ぐ小さな支流。静けさが広がる中、そっと引き上げた網に鈴なりの魚が朝の太陽で輝く。「はえじゃこ」と呼ばれるオイカワだ。体長10センチほどの小魚で漁の旬は冬。最も脂が乗る時期に行われる「寒じゃこ漁」は、西播磨の冬の光景だ。

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冬でもセアカゴケグモ 舞鶴の保健所で発見、「触らないで」と京都府が注意喚起

 京都府は、舞鶴市倉谷の府中丹東保健所の資材搬入扉付近で10日に、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモを発見したと発表した。攻撃性はないが毒を持っていて、素手で触ると危険なため、注意を呼びかけている。

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県侵略的外来種の鳥「サンジャク」 南予・高知に生息域拡大か 20年前に南楽園から逃げ出す(愛媛)

 愛媛県が侵略的外来生物に指定している中国大陸原産の鳥「サンジャク」が南予や高知県に生息域を広げている可能性があるとして愛媛県は12日までに、情報収集と生態系や農業被害の把握に努め、高知県と連携して対応する方針を示した。

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道頓堀川にニホンウナギ、JR難波駅北側の商業施設周辺で11匹捕獲

 大阪府立環境農林水産総合研究所は10日、大阪・ミナミの道頓堀川で、国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定しているニホンウナギの生息を初めて確認し、11匹の捕獲に成功したと発表した。同研究所の担当者は「水質が改善され、戻ってきたのではないか」と話している。

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ペットのメダカ放流か…ラムサール条約湿地に観賞用とみられる個体 福井県の中池見湿地、野生種との交雑恐れ

 国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている福井県敦賀市樫曲の中池見湿地で、野生のメダカとは明らかに異なる体色の個体が見つかった。黒色の色素がなく、観賞用に品種改良されたメダカ「シロメダカ」の可能性がある。同湿地は国内に生息する2種類の一つ、キタノメダカの生息地で、種を定義する基準となる「タイプ標本」の産地に選定されており、野生種との交雑による悪影響が懸念される。

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オオサンショウウオの在来種消えるかも 広島市の川調査、8割が交雑種

 広島市佐伯区の八幡川で、国特別天然記念物のオオサンショウウオと中国原産の外来種の交雑が進んでいる。2022年5月に広島県内で初確認。その後の市の調査で捕獲した8割が交雑種で、専門家は「在来種は消滅の危機にある」と警鐘を鳴らす。交雑種を捕獲して隔離する施設の整備や、他の水系へ生息地を広げないための市民の協力が課題となっている。

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