強い毒持つ「ヒアリ」舗装の継ぎ目から…今年初確認 横浜港で約550匹

 横浜港で2日、強い毒を持つ「ヒアリ」約550匹が見つかりました。国内でヒアリが確認されるのは、今年初めてです。

 ヒアリは環境省が毎年行っている全国港湾調査で見つかったもので、横浜港本牧ふ頭のコンテナヤード上で、舗装の継ぎ目から出入りしているのが確認されました。

 約550匹全てがヒアリの働きアリで、見つかった場所には殺虫効果のある餌が設置されました。

 横浜市によりますと、一般の人は入れないエリアで、人的被害の報告はないということです。

 ヒアリは強い毒を持ち、攻撃性が高いため、「特定外来生物」の中でも、蔓延した場合に著しく重大な影響を与える恐れがある「要緊急対処特定外来生物」に指定されています。

 国内での確認事例は、18都道府県136例目です。

 環境省は専用の電話やチャットボットで、ヒアリに関する相談の受け付けや情報提供をしています。

■ヒアリ相談ダイヤル
0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)

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