台湾でグリーンイグアナが急増 農作物の被害を食い止めようと駆除に躍起

 台湾で外来生物のグリーンイグアナが急増し、農作物の被害を食い止めようと当局が駆除に力を入れています。

 地元メディアなどによりますと、グリーンイグアナは中南米などからの外来生物で、台湾には天敵がいないため、ペットとして入った一部が野生化して繁殖したとみられます。

 台湾南部を中心に野菜などの農作物が食い荒らされる被害が相次ぎ、当局は2024年12月に対策チームを設置。市民を対象とした捕獲セミナーを各地で開き、2025年は4月までに3万6500匹以上を駆除したといいます。

 これは、前年同期比で約3倍にのぼり、年内に12万匹の駆除を目指すとしています。(ANNニュース)

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