広島県福山市は17日、市西部の墓苑で、かまれるとはれや痛みを引き起こす特定外来生物・セアカゴケグモを2匹発見し、駆除したと発表しました。けが人はいないということです。
福山市によりますと、セアカゴケグモが見つかったのは、福山市山手町の市山手墓苑で、午後1時ごろ、墓掃除に訪れていた市民が掃除中に墓石から見つけ、クモ1匹を地面に落とし踏みつけて駆除しました。
市民からの通報を受け、市職員が墓苑内を調査したところ、墓苑内で使う道具を保管する物置付近で、もう1匹のセアカゴケグモを発見し、殺虫剤で駆除しました。いずれもメスで、サイズは1センチくらいでした。
福山市内でセアカゴケグモが初めて見つかった2014年9月から市山手墓苑で11か所目になり、ことしだけで11件目の発見になります。