2005年12月17日

有毒物質がロシア到達 非常事態省

 【ウラジオストク16日共同】ロシア非常事態省は16日、中国東北部の化学工場で起きた爆発で松花江に流れ出た有毒物質が同日、ロシアとの国境であるアムール川に到達したことを確認した。アムール川から取水する上水道の断水は「最後の手段」として、現段階での非常事態宣言は時期尚早だと述べた。
 

アムール川流域にあるハバロフスク地方の対策会議に出席したショイグ非常事態相は、飲料水備蓄など必要な対策は取られていると強調。さらに来年春までアムール川の汚染状況を監視するセンターをハバロフスクに設置するよう指示した。
 非常事態省当局者はインタファクス通信に対し、有毒物質がハバロフスク市周辺を通過するのに4−5日間、川を抜け、間宮海峡に達するのは約15日間かかるとの見通しを示した。(共同通信)

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Posted by jun at 2005年12月17日 10:00 in 自然環境関連

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