2005年10月31日

玖珠川の流量:増加を要望 九電に地元漁協/大分

 玖珠、九重両町を流れる玖珠川の流量を増やして清流を取り戻そうと、小林公明・玖珠町長や坂本和昭・九重町長、玖珠郡漁協組合長の日野立明県議ら関係者が28日、川から発電用に取水している九州電力に対し、取水量削減などによる流量増加への協力を要望した。

 九電は64年、旧建設相から河川法に基づく水利権許可を得て、玖珠発電所(九重町山田)の発電用に同町引治から取水しており、毎秒0・72トンの流量確保が義務付けられている。要望書などによると、九重町右田〜玖珠町山田の約7キロで流量が少なく川がよどんでおり、川遊びや魚釣りを楽しめる豊かな流れを取り戻すため、取水量削減などの対応を求めている。九電は国や県、地元関係者らと玖珠川利水協議会を9月に設立しており、九電大分支店は「協議会で出される結論に従う」としている。【藤原弘】10月31日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2005年10月31日 19:06 in 自然環境関連

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