2005年10月09日

世界湖沼会議:「アフリカ」が課題に 水環境監視など発表へ−−県/滋賀

 ◇ケニアで開催
 ケニア・ナイロビで今月31日〜11月4日に開かれる第11回世界湖沼会議について、国松善次知事は6日の定例会見で「急激な人口増、エイズ、貧困といったアフリカの課題に世界がどう答えられるかが問われる会議」と位置づけ、県として(1)水質など水環境監視のあり方(2)水環境と漁業との関係(3)今年度新設した琵琶湖・環境科学研究センターの狙い――を発表することを明らかにした。

 同会議は県の提唱で84年に始まり、アフリカ大陸では今回が初開催。
 ◇県議会議決、歓迎−−淀川水系河川整備計画\n また、県議会で、国が作成している淀川水系河川整備計画への知事意見に議会の議決を必要とする条例案提出の動きがあることについて国松知事は「(執行部と議会が)一体として取り組むということ」と歓迎する意向を示した。
 ◇湖南地域、「新駅」契機に合併議論を−−知事\n 国松知事は一方、東海道新幹線の新駅設置が計画されている栗東市など湖南地域の将来について、「もっと広域的な、新幹線を生かしたまちづくりを議論していただきたい」と述べ、各自治体の自主性を前提としつつ、新駅設置を契機に合併を含めた議論をしてほしいとの考えを示した。
 県によると湖南地域では、01年に旧2市3町(草津、守山、栗東、中主、野洲)で合併を視野に入れた首長レベルの協議が行われたが、当時の栗東町が市制移行を先行させたことなどから頓挫した経緯がある。【森田真潮】10月7日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2005年10月09日 10:00 in 自然環境関連

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