2005年09月11日

淀川にレタス畑? 実は「ワンド」埋める外来浮草

 大阪府を流れる淀川の河川敷の入り江「ワンド」に、外来種の浮草「ボタンウキクサ」が大量に繁殖している。守口市大庭町側の淀川にはやや縮れた緑の葉が水面に生い茂り、まるでレタス畑のような光景が出現している。

 ボタンウキクサは熱帯系の外来種で、外見から通称も「ウオーターレタス」。
 熱帯魚を飼育する水槽に入れるため、輸入されている。国交省淀川河川事務所によると、平成十三年ごろから見られるようになったといい、川に捨てられたものが次第に増えたらしい。
 ワンドは稚魚など魚類にも重要な生息場所。大量に繁茂すると水中に光が届かないうえ、酸素が不足する可能性もあり、専門家は「生態系への悪影響も懸念される」と指摘している。(産経新聞)

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Posted by jun at 2005年09月11日 11:38 in 自然環境関連

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