2005年08月31日

「淡海湖」でブラックバスの捕獲活動 今津中生徒 ザリガニ保護を目的に

 国内で滋賀県高島市今津町の人造湖「淡海湖」だけにすむタンカイザリガニを保護するため、今津中のエコ・スクール委員会の生徒らが30日、ザリガニ減少の大きな要因となっているブラックバスを捕獲した。

 タンカイザリガニは、大正時代に食用として米国から輸入されたザリガニの一種で、全国各地に放されたが、淡海湖以外では繁殖しなかった。淡海湖では保護活動も続いているが、ペットとしての乱獲に加え、ブラックバスの食害で、近年は激減している。
 同委員会では3年前から、ブラックバスの捕獲を実施しており、この日は生徒7人と教諭らが参加した。地元の漁協が提供した刺し網を仕掛ける一方で、ルアーや餌釣りでブラックバスを狙ったが、釣果は1匹にとどまり、生徒らは残念そうだった。
(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2005年08月31日 11:05 in ブラックバス問題, 魚&水棲生物, 内水面行政関連

mark-aa.jpg