2005年08月09日

水上バイクの航行規制水域設定など 志賀 地域住民ら独自対策

 滋賀県志賀町南小松の近江舞子泳場周辺の住民らでつくる「水上バイク等対策協議会」は8日までに、県の「地域で守る琵琶湖ルールモデル事業」の指定を受け、水上バイクに安全航行を求める看板の設置や、地域独自の航行規制水域の設定などの対策に乗り出した。

 本年度に新設された同事業は、プレジャーボートによる危険走行やごみのポイ捨てなどに対し、住民団体などが独自の対策に乗り出す際、県が費用を補助する。
 同水泳場での水上バイクの危険航行などに悩む周辺住民らは7月に対策協議会を発足した。県の「レジャー利用適正化条例」で航行が禁止されている水域に侵入する水上バイクなどの排除を目指して、同モデル事業の指定を受け、規制ルール作りを急いでいる。
 すでに、同水泳場を含む近江舞子浜の規制水域を詳しく図解したチラシを作製し、水上バイクの利用者に配布している。今後は、発着場所の規制など独自のルールを設け、規制水域外での航行を呼び掛ける看板を設置したり、住民がパトロールの際に着用する腕章などを作る。
(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2005年08月09日 10:21 in 自然環境関連, 内水面行政関連

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