2005年08月08日

行政改革への意識改革が必要 田中長野県知事「琵琶湖塾」で講演

 長野県の田中康夫知事が3日夜、大津市におの浜1丁目のピアザ淡海で開かれた「琵琶湖塾」(滋賀総合研究所主催)で講演し、公務員の意識改革や行政改革の推進を訴えた。

 田中知事は約400人の塾生を前に、「税金は正しく使われるべきだ」と訴え、2000年の知事就任以来進めてきた環境対策や、県内の小さな村が助役のポストを廃止するなどして歳出削減に成功した例を紹介。「行政は人のために何ができるかが求められている。県職員には、なぜ、どんな事業を進めるのかを論理的に説明できるよう指示している」とし、行政改革への意識改革が必要と強調した。
 滋賀県内でのダム建設の中止・規模縮小問題についての質問には、「脱ダム宣言」で建設を取りやめ、河川改修に切り替えた経緯を踏まえ、「淀川水系でもダム建設をやめるべきだ」と語った。国の補助金制度については「第三者機関の目を通し、国民が納得できる制度をつくってほしい」と述べた。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2005年08月08日 10:40 in 自然環境関連

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