2005年07月21日

バイク発着の禁止区域設定 志賀町住民ら独自の規制ルール作りへ

 滋賀県志賀町の近江舞子水泳場で危険走行をする水上バイクなどが後を絶たないため、水泳場周辺の住民らでつくる「水上バイク等対策協議会」は、バイク発着の禁止区域を設定したり、違反走行のバイクを特定するために船体に番号の明示を求めるなど、独自の規制ルール作りに乗り出す。県が新設したプレジャーボート対策のモデル地域に指定してもらい、今夏からのルール導入を目指す。

 琵琶湖では、県レジャー利用適正化条例に基づき、水泳場付近の住宅から350メートル以内はプレジャーボートの航行が規制されている。しかし、禁止エリアへの侵入など違反行為が目立ち、「県の取り締まりでは対応しきれていない」(県自然環境保全課)という。
 このため県は、水上バイクなどの危険走行や騒音などに対し、住民サイドでルールを定めて規制に乗り出す際に対策費を補助する「地域で守る琵琶湖ルールモデル事業」を新設、最初のモデル地域に同水泳場周辺を指定する方針という。
 同協議会は、水上バイクなどが発着している水泳場近くの港周辺を航行禁止エリアとし、違反走行のバイクを特定するために、バイクの登録番号を船体に大きく表示するように求めるなど、独自ルールを検討している。県のモデル地域の指定を待って、早急にルールを正式に定め、水上バイクなどに乗る人に周知していくことにしている。(京都新聞)

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Posted by jun at 2005年07月21日 17:01 in 内水面行政関連

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