「ノーリリースありがとう」　琵琶湖外来魚、金券と引き換え

　釣り上げたブルーギルやブラックバスと交換し、滋賀県内の約250店舗で金券として利用できる「ノーリリースありがとう券」の配布が21日、琵琶湖周辺の11カ所の引換所で始まった。

　同券は額面50円。外来魚を引換所に持っていくと、500グラムにつき1枚と交換できる。外来魚は安土町の共同作業所が回収、肥料に加工して野菜栽培に使用する。
　限られた予算の中、今年は発行枚数を昨年より約1万5000枚減らし、4万枚とした。このため外来魚との交換期間を2カ月間短縮して8月31日まで、店舗での使用期間も3カ月短縮して9月30日までとした。
　この日、大津市におの浜１丁目の琵琶湖岸に設けられた引換所には午前中から釣り人が訪れた。ブルーギル約30匹を券3枚と交換した板倉光男さん(55)＝同市西の庄＝は「餌だけ食べられることもあり、外来魚の多さを実感した。券は釣り針を買うときに使います」と話していた。（京都新聞）

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Posted by jun at 2005年07月22日 08:42 in ブラックバス問題