2005年06月28日

カワウ駆除しても減らず 琵琶湖、他地域から飛来か

 琵琶湖の竹生島などに生息、アユを食い荒らし、ふんで島の樹木の4分の3が枯れる被害を出しているカワウは、地元自治体が駆除しても個体数にほとんど変化がないことが滋賀県の調査で27日、分かった。

 琵琶湖周辺に現在約3万5000羽いるとみられ、県水産課は「ほかの地域から移って来るのだろう」と推測。駆除を続ける方針だが、妙案はなく苦慮している。
 カワウは体長約1メートルで、全身真っ黒な大型の水鳥。飛来状況などから県は、竹生島と伊崎半島の集団営巣地など琵琶湖周辺に、2004年度に約4万羽が生息と推定。地元は04年度に計約1万6000羽を駆除したが、05年度の調査でも、減少したのは5000羽にとどまっていた。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2005年06月28日 11:20 in 自然環境関連

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