駆除薬剤購入に補助 外来ヤンバルトサカヤスデ、和歌山県田辺市

 外来生物である「ヤンバルトサカヤスデ」のまん延を防ごうと、和歌山県田辺市は本年度、駆除用薬剤の購入に対する補助制度を新設した。

 ヤンバルトサカヤスデは、台湾原産の節足動物。体長は3センチ程度で、褐色。日の当たらない湿った場所を好む。

 農作物に被害を与えたり、人を噛んだりすることはないが、異常発生して家屋に侵入することもあるため、不快害虫とされている。

 同市ではおととしの11月以降、市民から大量発生の相談があり、対応を求める声が寄せられていた。

 補助制度は「外来生物かつ不快害虫」が対象で、いまのところはヤンバルトサカヤスデのみ。薬剤の購入費用を半額補助する。

 市環境課の担当者は「外来生物は在来種の生態系を脅かしてしまう。補助制度を設けることで、しっかりと駆除していきたい」と話している。

 問い合わせは、市環境課(0739・26・9927)へ。

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