外来カエルやハブ、新種オオムカデ…宿泊施設で飼育か 沖縄・石垣島で21歳逮捕

 沖縄県警八重山署は13日、特定外来生物オオヒキガエル(体長約5センチ)1匹を飼育したとして、自称石垣市のアルバイトの容疑者(21)を外来種被害防止法違反の疑いで現行犯逮捕した。同法違反による摘発は沖縄県内初とみられる。調べに対し「保護していただけで飼っているつもりはない」と容疑を否認しているという。

 署によると13日午後、容疑者が借りている宿泊施設を家宅捜索した際、オオヒキガエル1匹を押収した。その他、特定動物のサキシマハブや緊急指定種のリュウジンオオムカデ、石垣市の自然環境保全条例で保全種に指定されているヤエヤマイシガメとみられる生物も見つかり、詳しく調べている。

 逮捕容疑は13日午後4時55分ごろ、許可なくオオヒキガエル1匹を飼養した疑い。小さな透明の容器の中に入れられていたという。情報提供で発覚した。

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