黒い外来クマバチ急増 在来種への影響心配、専門家、和歌山県紀南

 外来の全身真っ黒いタイワンタケクマバチ(ミツバチ科)がここ数年、和歌山県内で分布を広げている。紀南で目撃されることも多くなり、県立自然博物館(海南市)学芸員の神田雅治さん(27)は「在来種への影響も考えられ、今後、分布も含めて調査していく」と話している。

 タイワンタケクマバチは体長2センチほどで、在来種のキムネクマバチと同じくらいの大きさ。台湾や中国南部などに分布し、2006年に愛知県豊田市で国内で初めて確認された。輸入された竹材に混入していたと考えられている。

 県内では21年に新宮市で初めて見つかり、22年に橋本市、24年に田辺市で確認された。その後、急激に分布が広がり、各地で見られるようになった。

 白浜町の海岸では、ハマゴウの花に飛来。ゆっくり飛び回り、他のハナバチと一緒に蜜を吸っていた。

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