在来種モクズガニも多く取れた! 秦野・今泉名水桜公園で恒例生き物調査

 水生生物の調査や外来生物の駆除を目的とした恒例の生き物調査が12日、神奈川県秦野市の今泉名水桜公園で行われた。市職員やボランティア、東海大の学生ら32人が参加し、網を片手に池の生態を探った。

 池が職員らによって水抜きされ、正午までに60センチほどの大型のコイ3匹、バケツ3杯強のアメリカザリガニなどの外来種が捕獲された。一方で県準絶滅危惧種のアブラハヤをはじめ、モツゴやヌカエビなどの在来種も多く見つかり、関係者を安心させた。かながわ淡水魚復元研究会の勝呂尚之会長は「外来種は総量として減っている。在来種のモクズガニも多く取れた」とこれまでの駆除の手応えを感じていた。

 ガマやキショウブなど、水面を覆っていた植物を整備した市職員は「外来種の駆除と整備で環境は良くなっている。継続してやることが大事」と話していた。

 同公園は市制50周年の2005年に設置。池の湧水は日量約3千トンと名水百選「秦野盆地湧水群」の中でも最大級で、多様な生物の生息環境を形成する源となっている。

+Yahoo!ニュース-地域-カナロコ by 神奈川新聞