愛媛県で見つかっている特定外来生物は20種類以上。久万高原町内では専門家を招いた特別講演会が5月30日夜に開かれ、現状や脅威・見つけた時の対処方法などが解説されます。(画像:愛媛県生物多様性センター)
面河山岳博物館などによりますと、愛媛県では生態系や人命、農業などに被害を及ぼす恐れがある特定外来生物を20種類以上を確認。「地球上で最悪の侵略的植物」といわれるナガエツルノゲイトウや、アライグマ、有毒なセアカゴケグモなどもその一つです。また愛媛県の隣の徳島県では、モモやサクラなどの木を食い荒らすクビアカツヤカミキリも見つかっています。
特別講演会の講師は、外来生物対策の最前線で対応している県生物多様性センターの村上裕主任研究員。「観光」と「農業」の視点から現状や脅威・見つけた時の対処方法などを解説します。
特別講演会は久万高原駅やまなみの2階のギャラリーで、5月30日午後7時から1時間半の予定で開かれます。
また面河山岳博物館では、企画展「えひめの外来生物」が6月22日まで開かれています。