9月5日、坂出市のこども園で、4歳の男の子が毒グモのセアカゴケグモに手をかまれました。香川県内でセアカゴケグモにかまれる被害は、今回が初めてだということです。
坂出市によりますと、5日午後4時15分ごろ、坂出市加茂町の加茂こども園で、遊具で遊んでいた4歳の男の子がセアカゴケグモに右手の親指の付け根をかまれました。
男の子は、かまれた部分が赤くなってきたため病院を受診しましたが、現在、症状は落ち着いているということです。
セアカゴケグモは熱帯などが原産で特定外来生物に指定され、岡山・香川でも生息が確認されています。毒を持っていてかまれると針で刺されたような痛みがあり、患部が赤く腫れるほか、悪化すると吐き気などの症状が出るケースがあります。
香川県内でセアカゴケグモにかまれる被害は今回が初めてで、県では見つけても素手で触らず、殺虫剤などで駆除するよう呼びかけています。