千葉港にアカカミアリ 生きた10匹確認、県内4例目 刺されると激しい痛みや腫れ

 千葉県と千葉市は30日、同市中央区の千葉港コンテナターミナルで「要緊急対処特定外来生物」のアカカミアリ10匹が見つかったと発表した。ヒアリの仲間の毒アリで、県内で見つかったのは4例目。健康被害は確認されていない。

 県港湾課によると、26日に環境省の定期調査で、生きた働きアリ10匹が見つかった。29日に専門家がアカカミアリと確認した。今後、見つかった場所周辺の調査、防除を続ける。

 アカカミアリは北中米原産で、刺されると激しい痛みや水疱(すいほう)状の腫れの症状が現れる。

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