環境省と東京都は25日、東京港・青海ふ頭(江東区)で22日に発見されたアリ約450匹が、要緊急対処特定外来生物で南米原産の強毒アリ「ヒアリ」と確認したと発表した。国内では平成29年6月の初確認後、18都道府県で確認され、今回で102例目という。
環境省などによると、22日、調査事業者が青海ふ頭のコンテナヤード上で、地面の3カ所から出入りしているのを確認。周辺に殺虫エサを設置した。引き続き目視やトラップによる駆除を行うとしている。
ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、皮膚が腫れるなど、人体に危険を及ぼす。都は発見時は素手で捕まえたり、触ったりしないよう呼びかけている。発見時は環境省「ヒアリ相談ダイヤル」(0570・046・110)まで。