愛媛・新居浜の事業所でセアカゴケグモ発見 31匹と卵を駆除

 愛媛県と新居浜市は15日、新居浜市黒島の事業所敷地内のフェンス基部などで特定外来生物セアカゴケグモの雌31匹と卵を見つけて駆除したと発表した。市によると、14日に事業所から2匹と卵を見つけたと通報があった。市職員らが現場周辺を調査したところさらに7匹を発見。翌15日にも市と県が22匹を見つけた。15日までに計31匹と複数の卵を駆除し、健康被害は確認されていない。今後モニタリング調査を継続する。

 セアカゴケグモはオーストラリア原産。黒い背中に赤い模様がある雌は体長は約1センチで毒があり、かまれると痛みや発熱、かゆみを起こす。

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