2005年11月15日

設立1周年を記念 講演会など開く 滋賀県モロコ・フナ養殖研究会

 琵琶湖固有種のホンモロコとニゴロブナの養殖に取り組んでいる「県モロコ・フナ養殖研究会」が13日、設立1周年を記念した講演会と試食会を大津市黒津4丁目のウォーターステーション琵琶で開いた。

 同会は、漁獲量が減少するホンモロコなどを養殖で増やし、湖国の伝統食を残そうと昨年11月に会員約40人で結成した。これまで、滋賀県水産試験場の見学や研修会などを開いてきた。
 13日は、会員ら約40人が参加。総会を開いた後、県立琵琶湖博物館の前畑政善総括学芸員が「ニゴロブナとホンモロコの生態と繁殖」と題して講演。習性や、産卵時期とその場所などについて説明した。出席者からは、水田での養殖法などについて質問が出ていた。
 その後、会員たちが持ち寄った養殖ホンモロコの大きさや形についての品評を行ったほか、ホンモロコやニゴロブナのてんぷらの試食会もあり、食べた後、「骨がやわらかい」、「あっさりしておいしい」と感想を述べ合っていた。(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2005年11月15日 11:52 in 内水面行政関連

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