2005年11月15日

「民具にみる地域の暮らし」展:琵琶湖での漁具など紹介−−彦根で始まる/滋賀

 ◇タツベ、押し網含め12点
 彦根市八坂町の八坂町公民館で、地元の民家に保存されていた琵琶湖での漁業に関する漁具などを紹介する「民具にみる地域の暮らし〜湖(うみ)の暮らし」(市教委主催)が始まった。15日午後3時までで観覧無料。

 市教委は、「失われつつある古くからの生活用具の保存を」と、93年から市内の商家や農家、漁業関係者らに呼び掛け、農具や漁具など総数約800点を収集。テーマを絞って定期的に公開している。
 展示は、「タツベ」や「ウエ」などと呼ばれる、仕掛けをして集まる魚を捕る漁具、「押し網」や「サデアミ」など船で沖に出て漁をする道具など漁業に関する8点と農具4点。
 八坂町からは、1900年代にカナダに移民した人が多く、渡航に使ったトランク2点と移民の歴史を写真やパネルで紹介している。地元の人たちが訪れ、「昔使った道具だ」と懐かしそうに見ている。【松井圀夫】11月12日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2005年11月15日 11:48 in 各種イベント

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