奥日光の湯ノ湖で大量繁茂している外来種「コカナダモ」の刈り取り作業が26日あり、県や市、地元の関係団体の約60人が参加した。
コカナダモは繁殖すると、ボートの運航や釣りなどに支障が出る。また、枯れると悪臭を放つうえ、景観上好ましくないため、地元は随時、ボランティアや機械で刈り取っている。県や市、地元などで作る「奥日光清流清湖保全協議会」も春秋の2回、機械で除けなかった浅瀬や岩の間を人力で刈り取っている。
参加者は、ボートからいかり状の刈り取り棒で次々とコカナダモを取り除いていた。同時に、観光シーズン終了を前に、湖畔の清掃もした。【浅見茂晴】10月27日朝刊(毎日新聞)