大津市秋葉台の木材加工販売会社で19日、毒グモのセアカゴケグモ1匹が見つかった。
滋賀県によると、社長が正午前、木材置き場近くの溝からふたの上に出てきたのを捕まえ、「変わったクモがいる」と県に通報した。専門家が鑑定した結果、セアカゴケグモと断定した。体長1.8センチのメスだった。
県自然環境保全課は「攻撃性はないが、かまれると、その部分が熱を帯びる。見つけても、素手で触らないように」と呼び掛ている。県内でセアカゴケグモが見つかったのは初めて。京都府南部では10月に入ってから発見が相次いでいる。
(京都新聞)