9日午後6時ごろ、島根県浜田市三隅町沖約2キロの岩場に、瀬渡し船「日本丸」(西藤久夫船長)が釣り客11人を迎えに行ったところ、7人を乗せたところで海のうねりが激しくなり中断して引き返し、4人が取り残された。10日午前6時すぎ、うねりが収まったため日本丸が再度出港し4人を収容、けが人はなかった。
取り残されたのは31−49歳の広島市の4人で会社の同僚。
通報を受けた第8管区海上保安本部(舞鶴)のヘリコプターや浜田海上保安部の巡視艇が夜通し付近を警戒。岩場は海面から約8メートルあり危険はなかったという。(共同通信)