2005年10月13日

毒グモ注意を呼びかけ 加茂町、学校などにチラシ配布

 京都府内で初めて毒グモ「セアカゴケグモ」の生息が確認された加茂町は12日、町内の5小中学校や4保育所で注意を促すチラシを配るなど対応に追われた。この日は別の場所で新たに1匹が見つかっており、同町は「もし発見したら町役場に連絡を。決して触らないで」と呼びかけている。

 セアカゴケグモは少量の毒を持つ外来種で、1995年から近畿各地で見つかり、今年8月には群馬県でも生息を確認。今月11日に加茂町駅東の町道側溝で成体27匹と卵のう16個が府内で初めて発見された。
 同町は12日、府からセアカゴケグモの写真や注意事項を記したチラシを取り寄せ、児童生徒や保育園児の保護者に配布。また同町職員が最初に見つかった現場一帯の側溝を調査したところ、新たにメスとみられる1匹と卵のう5個を発見した。
 加茂町で最初に発見した大阪市東成区の生物調査会社代表でセアカゴケグモに詳しい吉田政弘さん(63)は「個体数が少ない今のうちにきちんと対策を打てば、繁殖が抑えられるのでは」と話している。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2005年10月13日 10:02 in 自然環境関連

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