2005年10月09日

<コイヘルペス>山口県の養殖魚で陽性反応

 山口県は8日、防府市大崎の養殖場で37匹のニシキゴイ幼魚が死に、一部の魚からコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。県は、この養殖業者にコイの出荷禁止を命じた。国の検査でKHVと確認されれば、全国47都道府県すべてで発生したことになる。

 県によると、7日に業者から通報を受け、県水産研究センターで9匹を検査。4匹から陽性反応が出たため、水産総合研究センター(三重県)で確認検査をしている。4匹はいずれも、9月20日に岡山県の養殖業者から仕入れており、県は感染ルートを調べている。
 KHVはコイのみが発症する病原性ウイルス。97年にイスラエルで発見された。国内では03年10月の茨城県を皮切りに全国各地で発生が相次ぎ、山口県だけが未発生だった。(毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-社会-毎日新聞

Posted by jun at 2005年10月09日 10:01 in KHV関連

mark-aa.jpg