2005年09月21日

操縦の男を書類送検 琵琶湖ボート2人死傷 容疑で守山署

 滋賀県守山市沖の琵琶湖で4月、プレジャーボートが定置網「えり」に衝突し、乗船していた女性2人が死傷した事故で、守山署は20日、業務上過失致死傷の疑いで、ボートを操縦していた大津市雄琴1丁目、アルバイト工員岡村選容疑者(33)を書類送検した。

 調べでは、岡村容疑者は4月20日午後8時ごろ、守山市の木浜漁港沖合約400メートルの琵琶湖上で、「世界花火大会」の見物のためボートを航行中に、減速徐行や前方左右の安全確認を怠ってえりに衝突し、同乗していた京都市伏見区醍醐中山町、看護学校生井本翔子さん=当時(19)=を死亡させ、草津市野路町、同佐藤美和子さん(30)の顔や首に重傷を負わせた疑い。
 守山署によると、事故当時、ボートは時速約40キロで航行しており、岡村容疑者は「えりが近くにあり、危険なことは知っていたが、花火を見るために早く会場付近に着こうと思い、気があせって減速しなかった」と話している、という。岡村容疑者は2002年10月に五級小型船舶操縦士の資格を取得し、操縦経験は豊富だった、という。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2005年09月21日 12:04 in その他のニュース

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