2005年09月21日

マーテンスが首位に、クランがビッグフィッシュをウエイイン/WON Bass U.S. OPEN:2日め

05usopenday2sunrise-2.jpg05usopenday2martens-2.jpg WON Bass U.S. OPENは大会2日めを終了。前日の予報どおり、レイク・ミード上空は初日と打って変わってどんよりとしたスタートを迎えた。早朝から厚い雲が湖を覆い、小雨、そして時折、雷鳴が轟くコンディションに一転した。この天候不順が功を奏する感もあったが、ウエイトは伸びず。しかし初日をリードしたジョン・カー、アーロン・マーテンス、リック・クランなど、有名選手が素晴らしいパフォーマンスで会場を沸かせた。

05usopenday2kerr-2.jpg05usopenday2murray-2.jpg  小雨の中スタートを切った大会2日めであったが、昼ごろには天候が回復。U.S.OPENは毎年晴天の中で開催されているため、このような天候は非常に稀といえる。これによってバイトを得られた選手、また昨日と変わらないと語る選手がおり、天候がウエイトを左右させたとは言いがたい。
 初日唯一10Lbオーバーを持ち帰ったジョン・カーは、2日間連続で10Lbオーバー(10.45LB)をウエイイン。全体的にタフな状況が続いているため、会場の雰囲気は一気に「カー優勢」ムードに覆われた。しかし、その直後、アーロン・マーテンスが平静を装って検量に登場。なんと13.67Lbをウエイインし、首位に躍り出た。首位のマーテンスと2位のカーには1.88Lbの差がついている。また西海岸の重鎮、ジョン・マーレイもグッドウエイトを持ち込み、徐々に順位をあげている。

05usopenday2clunn-2.jpg  カー、マーテンスのパフォーマンスに負けず劣らずのウエイトを見せつけたのは、ベテラン、リック・クランであった。2日間をとおしてのビッグフィッシュ(4.63LB)をウエイイン。トータルを16.55Lbに引きのばし、昨日の51位から17位にまでジャンプアップ。劣勢から優勢なポジションへと順位をあげた。

05usopenday2ehler-2.jpg 昨日は日本人アングラーとして最高位につけた加藤誠司さんは、この日、エンジンとエレキのトラブルに見舞われ、思うような展開に持ち込めず3尾のウエイインにとどまった。本人は「トラブルだから」と割り切り、「明日はいい展開を見せられるように頑張るよ」と述べた。

 本戦2日めの順位は1位から順に、アーロン・マーテンス、ジョン・カー、ゲーリー・ドビンス、スタン・ヴァンダーバーグ、ジョン・マーレイ。

+WON Bass 
+成績 

Posted by DODGE at 2005年09月21日 12:28 in 海外トーナメント:その他

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