2005年09月14日

船舶事故の負傷者が大幅増 滋賀県警、今夏まとめ

 滋賀県警は、7、8月に琵琶湖など県内で起きた水難・船舶事故や山岳遭難の発生状況をまとめた。水難事故で4人が死亡したほか、船舶事故の負傷者が昨夏より大幅に増えている。例年、9月以降も船舶事故が起きているため、県警は注意を呼び掛けている。

 水難事故は7、8月に5件あり、遊泳中などの4人が死亡した。前年同期に比べ、発生は3件減っているが、死者は同数だった。
 船舶事故は16件で、死者はなく、16人がけがをした。発生は前年同期より2件増え、負傷者は13人の大幅増となっている。7月中旬に志賀町の沖合で、水上ボートで引っ張っていたゴムボートが桟橋の鉄柱に衝突し、湖面に投げ出された中学生5人が重軽傷を負うなどした。
 また、県警は、水上バイクを含むプレジャーボートの無免許や無検査などで計36件を取り調べた。
 一方、山岳遭難は13件で、前年同期より4件多かった。昨夏は死者がなかったが、今年は1人が死亡した。負傷者は11人で、うち5人がヘリコプターなどで救助された。転倒したり、道に迷ったほか、ハチに襲われた事案も4件あった。
 県警地域課は「一昨年は9月にヨット転覆事故が起き、6人が死亡している。引き続き、操船には、十分に気を付けてほしい」としている。(京都新聞)

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Posted by jun at 2005年09月14日 23:00 in その他のニュース

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