草津、大津、彦根、長浜、高島、水口の滋賀県内六つのローターアクトクラブが11日、草津市の琵琶湖岸で「琵琶湖クリーン大作戦」を展開、漁業者の話を聞いたり、外来魚を釣り上げた。
クラブのメンバーや市民ら約90人が参加。草津市北山田町の市立農業者トレーニングセンターで、山田漁協組合長の横江良三さん(66)から、琵琶湖の固有種が激減している現状や、外来魚の繁殖状況などについて聞いた。
この後、近くの北山田漁港で、ブルーギルなどの外来魚を釣りあげ、回収ボックスに入れた。同市野村1丁目の会社員、増田玲子さん(26)は「琵琶湖がこんなに汚れているとは知らず、外来魚の多さにもびっくりした」と話していた。(京都新聞)