国土交通省近畿地方整備局の専門家会議「淀川水系流域委員会」が丹生ダム(余呉町)の建設に「賛成できない」との見解を示したことについて、国松善次知事は17日の定例記者会見で、同委員会が洪水の怖さや琵琶湖の治水の難しさを十分に理解していないと批判した。
国松知事は「琵琶湖は特異な地形で、単なる川の治水とは違う」と指摘し、「地球温暖化で集中豪雨や台風が多発すると言われているだけに、(同委員会が琵琶湖の特異性を)十分にわかって議論いただいているのか、残念に思う」と述べた。 (京都新聞)
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