2005年07月10日

河口湖漁協:「正常運営めど付いた」小佐野・富士河口湖町長が組合長辞職 /山梨

 理事会の内紛に端を発するリコール騒動を経て4月に河口湖漁協の組合長に就任したばかりの小佐野常夫富士河口湖町長は8日、組合長と理事を辞職した。小佐野町長は同日の記者会見で、「就任当初から夏までに組合長を辞したいと思っていた」と話し、正常な運営のめどが付き、町が最も忙しい観光シーズンを前に町政に専念したいことを理由に挙げた

 特定外来生物被害防止法が飼育を禁止するナマズなどの魚が組合員の管理するいけすから発見された問題は「組合管理のいけすから発見されたわけではなく、組合に責任があるとは思えない」と述べ、辞職との関連を否定した。
 同漁協は04年から理事16人の意見が二分され、運営が滞っていた。しびれを切らした組合員が4月、全理事をリコール。小佐野町長は町民や同町議会からの要請を受け、組合外から理事に立候補し当選、4月20日の理事会で組合長に互選されていた。
 同漁協は15日に常任理事会を開き、新組合長の選任法や選任時期などを含め今後の対応を協議する。 【宇都宮裕一】
(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2005年07月10日 20:37 in 内水面行政関連

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