2005年07月03日

夏のマリンレジャー:水の事故に注意を 第10管区海上保安本部が呼びかけ/鹿児島

 第10管区海上保安本部は、夏休み期間中に子供たちの水の事故が多発することから、遊泳や釣りなどのマリンレジャーによる事故に注意を呼びかけている。

 10管によると、全国的には、18歳以下のマリンレジャーによる死者・行方不明者の9割が、7〜8月に集中しているという。県内では昨年、4人(死者3人、行方不明者1人)が犠牲になったが、7〜8月に3人(死者2人、行方不明者1人)が集中している。
 02〜04年の3年間では25人(うち7〜8月は16人)が事故に遭っており、遊泳中が52%、釣り中が20%、磯遊び中が16%だった。犠牲者は8人(死者7人、行方不明者1人)で、そのうち7〜8月は6人(死者5人、行方不明者1人)だった。
 特に遊泳中は「離岸流」に巻き込まれる事故が多いという。離岸流は遠浅の砂浜で干潮時に起こりやすく、沖への流れが速くて強い。海岸で波が白く砕けていない場所は離岸流が発生している可能性が高いという。10管では「巻き込まれたら、岸と平行に泳いで脱出して」と注意を促している。【大塚仁】7月2日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2005年07月03日 12:12 in 内水面行政関連

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