固有の生態系などに被害を与える生物の輸入などを規制する「外来種被害防止法」で、環境省は9日、専門家による全体会合を開き、規制対象の「特定外来生物」候補の第2弾として、食用として流通のあるウシガエルなど計29種類を候補リストに入れる方針を固めた。
7月中を目途に最終結論を出す予定で、指定候補はまだ増える見通し。指定されれば輸入や譲渡、飼育、廃棄といった行為は原則禁止になる。
同法は11日から施行され、すでにブラックバス(オオクチバス、コクチバス)やカミツキガメなど計37種類が指定されている。(共同通信)