2005年05月28日

オオクチバス管理釣り場、新設ダメ…環境省が方針

 環境省は27日、特定外来生物被害防止法の規制対象となるオオクチバスについて、入漁料を取って放流を行う管理釣り場の新設を認めない方針を明らかにした。

 日本釣振興会や内水面漁業者、観光業者は「地域への経済効果が大きい」として管理釣り場の新設を求めていたが、自然保護団体は「密放流の供給源になる」として反対していた。
 芦ノ湖(神奈川県)や河口湖(山梨県)など4湖では、オオクチバスの漁業権が設定され、入漁料を取って、放流が行われている。同法が6月1日に施行されても、4湖では特例で放流が引き続き認められる。
 また、4湖以外でも、すでに営業を行っている管理釣り場については、外部の水系から隔離されているなどの条件を満たせば、同省の許可を得て営業を行うことができる。
(読売新聞)

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Posted by jun at 2005年05月28日 12:53 in 内水面行政関連

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