2005年05月24日

まき餌でヘラブナ大量死 等々力緑地の釣り池閉鎖へ

 川崎市中原区の等々力緑地の釣り池で、4月下旬からヘラブナが大量死していることが23日、分かった。川崎市は釣り客のまき餌などによる水質悪化が原因とみて30日から、水質が改善するまで池を閉鎖する。

 同市公園管理課は、4月下旬から、ヘラブナ約1400匹の死骸(しがい)を確認。大半がやせ細り、感染症にかかっていたという。水質検査の結果、汚濁の指標となる化学的酸素要求量(COD)が環境基準の3倍を超え、水中の酸素量は基準値を下回っていた。
 同課によると、釣り客1人あたり1−1・5キロのまき餌を投入するため、溶け残った餌がヘドロ化して底に1メートル以上堆積(たいせき)しているという。同課は「2年前と同程度まで水質が改善するまで、閉鎖もやむを得ない」としている。
(共同通信)

“Yahoo!ニュース-共同通信-

Posted by jun at 2005年05月24日 10:25 in 自然環境関連

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