5日午後6時半ごろ、玉野市南七区の路上で、カミツキガメ(体長80センチ)が歩いているのを通行人が発見した。通報で駆けつけた玉野署員と通行人が捕獲し、ワニガメ生態研究所(岡山市栢谷)に引き渡した。
調べでは、カミツキガメは北米から中米にかけて生息し、日本に輸入され、ペットとして飼われている。しかし、県の条例では「危険な動物」に該当し、県知事の許可を受けなければ飼えない。同署は条例違反の疑いで捜査している。
同所の荻野要所長(40)は「4〜5歳の雌で、人の指を食いちぎるくらいの強さは十分にある」と話している。【横山三加子】
(毎日新聞)