2005年04月29日

三番瀬再生会議:県、基本計画素案 県民意見公募後、今秋めど「正規」まとめ /千葉

 東京湾最奥の干潟「三番瀬」の再生事業を検討する知事の諮問機関「三番瀬再生会議」の第4回会議が27日、船橋市若松3の同市青少年会館で開かれ、県は三番瀬再生基本計画の素案を提示した。今後、素案の内容を吟味し、その評価について6月をめどに知事に答申する。県は結果を県民に示して意見公募(パブリック・コメント)を行った後、今秋をめどに正規の「基本計画」としてまとめる。

 素案は、再生会議の前身である三番瀬円卓会議がまとめた「再生計画案」を基に、再生事業の方針を示したもので、3章で構成。
 1章では「海と陸との連続性の回復」など再生事業の目標と、「漁業者の知見の活用」など、事業の進め方の基本姿勢を提示している。2章は「干潟・浅海域」「生態系・鳥類」「漁業」など、事業の対象となる12項目を列挙。3章では市川、船橋、習志野、浦安の地元4市との連携などが盛り込まれている。【吉岡宏二】

(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2005年04月29日 11:11 in 自然環境関連

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