2005年04月13日

<ブラックバス>管理釣り場での飼育認めないよう要望書

 自然保護団体「生物多様性研究会」(秋月岩魚代表)は12日、6月1日施行の特定外来生物被害防止法(外来生物法)で第1次の特定外来生物に指定されるオオクチバス(ブラックバスの一種)について、管理釣り場での飼育を認めないよう求める要望書を小池百合子環境相に提出した。漁業権が既に設定されている芦ノ湖など4湖沼についても、早期に利用を停止するよう要請した。

 同法の指定種でも法施行規則で「生業の維持」などの名目があれば、「逃げ出さないような構造と強度」の施設で例外的に飼育などが認められる見通し。この点について同研究会は「管理釣り場での飼育が認められると、国が公認したバス釣り場が次々とできる心配があり、法の趣旨が骨抜きになる」と主張している。【江口一】(毎日新聞)

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 特定外来生物被害防止法の規制対象選定で、環境NGOの生物多様性研究会など約260団体は12日、小池環境相に対して、オオクチバスを予定通り指定するよう要望した。

 また同研究会は「オオクチバス拡散の源になり、法律の趣旨に逆行する」として、芦ノ湖(神奈川県)や河口湖(山梨県)など4湖で認められているオオクチバスの漁業権免許を更新せず、人工池などを利用した管理釣り場も認めないように求めた。(読売新聞)

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Posted by jun at 2005年04月13日 00:16 in ブラックバス問題

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