河口湖漁協不明りょう取引：出直しの役員選を公告　／山梨

　県から運営改善を求められ、全理事16人の解職請求（リコール）が成立した富士河口湖町の河口湖漁協は5日、出直しの役員選挙を公告した。20日投開票され、理事16人と監事2人を選出する。組合長は選挙後、理事会の議決で選ばれる。

　出直し役員選を巡り、同町と同町議会が、理事に組合員以外の人材を入れるよう求める要望書を同漁協に提出しており、組合員である11人の町議が町内の有識者から候補者擁立を模索している。
　立候補の受け付けは12日午後４時まで。不在者投票は13-20日。20日は同町船津の「ぽぷら河口湖」で午後3時まで投票が行われ、同所で即日開票される。組合員は359人。
　同漁協は、幹部と業者の間で不明りょうな取引があったとの指摘があり、理事会が分裂。県から42項目にわたって運営改善を求められるなど混乱が続き、3月28日の臨時総会で組合員から出されたリコールが賛成多数で成立した。【吉見裕都】

（毎日新聞）

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Posted by DODGE at 2005年04月07日 09:58 in 内水面行政関連