2005年04月06日

バス・バスターズ作戦:今年も募集します 作戦会議は16日−−伊豆沼・内沼/宮城

 ◇by環境保全財団・県
 県伊豆沼・内沼環境保全財団と県内水面水産試験場は、両沼の生態系を破壊しているブラックバスを駆除する「バス・バスターズ(退治人)作戦」を今年も実施する。同財団は「人手のかかる作業なので市民の協力が欠かせない。作戦の成果を上げ在来魚を復活させたい」と参加を呼びかけている。

 両沼ではこの10年間で、密放流されたとみられるオオクチバスが繁殖。ゼニタナゴなど在来魚が急減した結果、野鳥の生息数まで減少している。
 同内水試は親バスが好んで産卵する「人工産卵床」を開発。昨春から、生みつけられた卵を引き上げて駆除する同作戦を始めた。仙台市の女子高生グループなど約100人が参加。産卵床450基を沼底に設置し、122万粒の卵と稚魚110万匹、親バス13匹を駆除する成果を上げた。
 今回は16日に日程説明など作戦会議を開催し、24日に産卵床を設置。毎週水、日曜に産卵の有無を確認し駆除する。作業は6月いっぱい。昨春同様100人前後の市民の参加を求めている。問い合わせは同財団(0228・33・2216)。【小原博人】4月6日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2005年04月06日 23:41 in ブラックバス問題

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